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充分できた(5)ある程度できた(7)できなかった(1)
(ウ)  審判員の確保は開催地中心にできましたか
充分できた(4)ある程度できた(5)できなかった(4)
(工) 補助員の確保は開催地中心にできましたか
充分できた(7)ある程度できた(5)できなかった(1)
(オ) 会場は競技をするのに支障がなかったですか
従来と変わらない(10)従来より少し支障があった(3)支障が多く困った(0)
(カ) 大会の運営はスムーズにいきましたか
スムーズにいけた(12)多少不便だった(1)大変混乱した(0)
(キ) 持ち回り開催にして良かったことは何ですか
*施設の充実
*地方の役員の先生への啓発ができた(普及)
*地方の一般教員の県中学校総体への関心が高まった
*地元が盛りあがった
*県中学校総体の開催の苦労を分かち合えた(役員の広がり)
(ク) 持ち回り開催で今後の課題は何ですか
*開催地に専門部のないところの実施は困難なことが多かった(地元の中学校や高校の先生が大変だった)
*施設用具が不備の会場が多いと会場が専門部による取り合いになり確保が困難である
*宿泊の確保が困難である
*県専門部委員長と開催地の責任者との打ち合わせの回数や内容の整理が必要である

 

5. まとめと今後の課題

 

2年間にわたって準備をした県中学校総合体育大会の持ち回り開催は、いろいろな懸念を持ちながらも実施されいくつかの課題を残しつつも一応の成果を上げることができたと思われる。
しかし、中学校のスポーツの地域振興(競技力の向上・生涯スポーツの一環としての活動)や地方中体連の組織の充実・強化については、種々の成果を感じるものの、4ブロックを一巡しないと答えがでないであろう。
また、県中体連の取り組みの姿勢や熱意もさることながら、開催地の実行委員会の競技役員・中学生補助員の育成を始め、日夜を分かたぬ誠心誠意の準備、ならびに炎天下での情熱的な競技運営を見て、大会経費だけではなく地元関係者の県中体連に寄せる熱い期待にもとづく協力、支援さらには、補助員としての中学生の活躍と選手の交流など県中学校総合体育大会運営のあり方を示唆している感を強くした。

 

 

 

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